
私たちが
「お金を支払うのが嫌だな」と感じる時って、
実はお金そのものを嫌がっていると言うより、
無意識にお金を
“過大に”見てしまっていることが多いんですよね。
冷静に考えてみると、お金って、
何も受け取っていないのに
勝手に出て行くものではありません。
食材を手に取った時、
欲しかった小物やジュエリーを選んだ時、
目に見えなくてもサービスを利用した時。
必ず先に「何か」を受け取ってから、
あとで支払っているだけなんです。
クレジットカードの請求や固定費も同じで、
あれは「何も得ていない請求」ではなく、
すでに先に、便利さや安心、
快適な生活を受け取っている結果なんですよね。
税金に関しても、
「納得できない制度だな」と感じることはあっても、
実際には、その仕組みの中で
生活をしているからこそ、
支払う流れになっているだけです。
つまり、お金自体は、
何かを得ることがなければ、
支払う場面すら生まれない、
ただの紙切れやコイン。
ここを見落としたまま、
「何も受け取っていないのにお金だけ減っていく感覚」
でいると、
お金を使うことが怖くなり、
豊かさや幸せを感じにくくなってしまいます。
そうなると、日常の中にある小さな満足や、
心が満たされる瞬間にも
気付きにくくなってしまいます。
だからこそ大切なのは、
「いくら払ったか」よりも、
「何を受け取っているか」に
意識を向けてあげること。
そんなことをするだけで、
何も変わらないと思うかもしれませんが、
見る視点を変えるだけで
生活も環境も変えなくても
あなたの世界は変わって行きます。
この視点でお金と向き合えるようになると、
高級なものでもプチプラなものでも
「今の自分にフィットするもの」を自
然と選べるようになって行きます。
それが、「私だけのラグジュアリーな毎日」を
創造して行くプロセスになります。
その積み重ねが、結果的に、
心もお金の巡りも良くしてくれますよ。